一般的なデータを送る方法 データのやりとりに最も簡単な方法は、メールに添付して送る方法です。送りたいデータを、送りたい宛先に文章と共に送る事ができるので、使い勝手の良い共有方法です。 しかし昨今企業が取り扱うデータサイズも多くなり、メールサーバーへの負荷も考慮して容量制限を設けているのが実状です。メールサーバーを提供しているホスティング業者によると、添付ファイル容量制限が大体10M~20Mとなっています。 添付ファイルをダウンロードする時間や、他のメール受信にも影響しますので、大容量データを共有する際には、他の方法を検討する必要があります。 大容量ファイルの送付はオンラインストレージ利用がおすすめ 【活用例】 ■用途: 外部とのファイル共有 ■課題: 外部業者と大容量データを共有する事が頻繁にある 無料の大容量データ共有サービスを利用してるがセキュリティが不安 ■メリット: ・ダウンロードリンクの利用 ファイルを直接送るのではなく、ファイルをダウンロード出来るURLリンクをメールに添付して送る ⇒パスワード設定、ダウンロード回数制限、通知機能、有効期限、履歴確認可能 ・ブラウザで観点に接続 ⇒ソフトのインストールが必要なく、ブラウザで簡単に接続可能 大容量データのバックアップにはオンラインストレージ利用がおすすめ 【活用例】 ■用途: 大容量データのバックアップ ■課題: 大容量データ共有するサーバーは持っているが、バックアップをしていない バックアップデータがメインデータと同じ事業所にあったとしたら、災害時の不安が残る ■メリット: ・ホットストレージ、コールドストレージという概念 データのバックアップをする際に、頻繁に復元するデータはホットストレージ領域に、 長期保管するデータは、コールドストレージへバックアップする事で、データ整理とコスト軽減が可能 複数人での大容量データ共有にはオンラインストレージ利用がおすすめ 【活用例】 ■用途: 社内外の権限が多岐に渡る大容量データ共有 ■課題: 大容量データ共有するサーバーで、社内の一部署での共有や、クライアントとの共有を、同じオンラインストレージで管理したい ■メリット: ・ユーザーとフォルダでアクセス権限の設定が可能 ・ユーザー有効期限設定で、一定期間共有を許可する事が可能 ・不要なフォルダは不可視にする事が可能 拠点間の大容量データ共有にはオンラインストレージ利用がおすすめ 【活用例】 ■用途: 拠点間の大容量データ共有 ■課題: サテライトオフィスや事業所、工場、数十ある拠点間でのデータ共有をしたい ■メリット: ・拠点ごとのフォルダ階層分けが可能 ・拠点の統廃合や移転の影響を受けない 大容量データ共有する際に、どんな状況に置かれていても対応できるのがオンラインストレージです。 選定するにしても、導入後のイメージは湧かない時もあります。 そんな時はオンラインストレージを提供している会社へ相談してみましょう。